健康寿命とは、健康上の問題で日常生活に制限を受けることなく生活できる期間のことです。一方、平均寿命とは、生まれた人が平均して何歳まで生きるかの期待値です。日本では、健康寿命と平均寿命の間には約10年の差があり、この差を縮めることが課題となっています。
目次
健康寿命とは
健康上の問題で日常生活に制限がない期間を表します。2022年(令和4年)の日本の健康寿命は、男性72.57歳、女性75.45歳です
平均寿命とは
人生における平均的な寿命を表します。2022年(令和4年)の日本の平均寿命は、男性81.05歳、女性87.09歳です。
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健康寿命と平均寿命の差
平均寿命と健康寿命の差は、介護や医療を必要とする期間、つまり「不健康な期間」を表します。日本では、この差が男性で約9年、女性で約11年と、世界的に見ても大きいことが課題とされています
健康寿命と平均寿命の差を縮めるために
健康寿命を延ばすことは、個人の生活の質を向上させるだけでなく、社会保障費の増加を抑制するためにも重要です