年度とは?年(暦年)の違いや年度早見表

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年度とは?年(暦年)との違い

年度とは、特定の期間を区切って設定された1年間の期間を指します。目的や制度に応じて開始日と終了日が決められているのが特徴で、行政機関や学校、企業の会計期間、または学年の区分などで用いられます。例として、「2025年度の予算」「新年度の授業」などがあります。

年度と年(暦年)の違いは、開始日と終了日の期間がことなります。

年(暦年)とは、1月1日から12月31日までの1年間の期間を指します。太陽暦では、平年が365日、閏年が366日です。年は、誕生日や年末年始の区切りなどに使わています。

会計年度

会計年度とは、国や地方公共団体、企業などが財務活動を計画・記録・報告するために区切る1年間の期間のことをいう。企業の場合、事業年度ともいう。

期間:4月1日 ~ 翌年3月31日
主な用途:日本の政府や自治体(地方公共団体)の会計期間
特徴:日本では「○○年度(例:2024年度)」という表現が使われ、4月始まりが基本。

国の会計年度は、財政法第11条に「国の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終るものとする。」と規定されています。地方公共団体の会計年度は、地方自治法第208条第1項に「普通地方公共団体の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終わるものとする。」と規定されています。

各国の会計期間

会計期間
アメリカ10月~翌年9月
イギリス4月~翌年3月
ドイツ1月~12月
フランス1月~12月
イタリア1月~12月
ロシア1月~12月
中国1月~12月
韓国1月~12月
オーストラリア7月~6月

事業年度

事業年度とは、会社の経営成績や財務状態を明らかにする目的で、決算をするために設けられた一定の期間のことをいう。

期間:国の会計年度に合わせて4月1日 ~ 翌年3月31日が最も多い。(4月以外でも問題ない)
主な用途:企業の会計年度

決算期別別法人数

国税庁の令和4年度の統計情報では、決算期別(年1回決算)の法人数は、3月(17.9%)が一番多く、次に9月(10.9%)、12月(10.5%)と続きます。大手企業(資本金1億円以上)は、3月決算の企業割合がより多くなっています。

法人数割合
4月202,3797.0%
5月239,2698.3%
6月281,8489.7%
7月220,7457.6%
8月253,1338.7%
9月316,88910.9%
10月147,3415.1%
11月113,2573.9%
12月304,87810.5%
1月106,8303.7%
2月191,9496.6%
3月518,96017.9%
合計2,897,478100%

決算期別法人数(令和4年度:国税庁 統計情報)

学校年度

期間:4月1日 ~ 翌年3月31日
主な用途:日本の学校(小学校・中学校・高校・大学など)
特徴:入学や進級が4月に行われる。
海外との違い:欧米では9月~8月が一般的(例:アメリカの学年度は9月~翌年6月)

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年度早見表

年度開始日終了日
2026年度2026年4月1日2027年3月31日
2025年度2025年4月1日2026年3月31日
2024年度2024年4月1日2025年3月31日
2023年度2023年4月1日2024年3月31日
2022年度2022年4月1日2023年3月31日
2021年度2021年4月1日2022年3月31日
2020年度2020年4月1日2021年3月31日
2019年度2019年4月1日2020年3月31日
2018年度2018年4月1日2019年3月31日
2017年度2017年4月1日2018年3月31日
2016年度2016年4月1日2017年3月31日
2015年度2015年4月1日2016年3月31日
2014年度2014年4月1日2015年3月31日
2013年度2013年4月1日2014年3月31日
2012年度2012年4月1日2013年3月31日
2011年度2011年4月1日2012年3月31日
2010年度2010年4月1日2011年3月31日
年度早見表

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